お知らせ

10月に入り、今年も残り3ヵ月となりました。
弊社では、8月に発生した台風7号災害の査定に向けた計画と予算の策定がピークを迎えようとしています。

災害査定は、短期間で測量から設計までを進めなければなりません。そのような状況下で、社内の一人ひとりが使命感を持ち、必死に取り組んでくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

先般、災害査定の際に、弊社がドローンで撮影した写真や点群データを組み合わせて作成した資料を見て「査定官が感動していた」と発注者様からお褒めの言葉を頂きました。そして、このエピソードを社員さんが社内へ共有し、喜びと刺激、共感が広がりました。暑さや疲れも吹き飛ぶ出来事でした！！

 

私は、人の成長において、「量と質」のバランスが大切だと考えています。質を高めていくためには、量をこなしていくことも必要です。しかし、質を求めるあまり、あるいは質を生み出す技術が不足している中で、1つの事に時間を費やしすぎても自身のスキルは向上しません。やりがいや達成感、成長実感も感じにくくなります。

一方で、災害対応のような緊急時には、素早い意思決定や行動が求められ、「量と質」のバランスを考える暇もなく前進せざる得ない場合もあります。それもまた技術力や人間力を磨く要因の一つになっていると思います。

前進するからこそ、新たな課題が生まれます。その課題に向き合うことで質が高まっていきます。だからこそ、失敗しながらも前進していくことが大切です。特に若い時期は多くの事に挑戦し、体験し、身をもって学んでいくことができるか！？にかかっています。時間に追われる中で知恵を振り絞り、仲間と協力しながら量をこなすことで必ず成長につながっていくと信じています。